きのう投開票が行われた衆参5つの補欠選挙は自民党の4勝1敗となり、自民党の茂木幹事長は「岸田政権に対して前向きな評価を頂いた」と述べました。
きのう投開票が行われた補選では、衆議院・千葉5区は自民党の新人、英利アルフィヤさんが接戦の末、初当選しました。
和歌山1区は日本維新の会の新人、林佑美さんが自民党候補などを破りました。和歌山の小選挙区で維新が議席を獲得するのは初めてです。
山口2区は自民党の新人、岸信千世さん、山口4区は自民党の新人、吉田真次さんがそれぞれ自民党の組織力を生かした選挙戦を展開し、初当選しました。
また、参院大分選挙区では自民党の新人、白坂亜紀さんが、立憲民主党の吉田忠智・前参院議員との一騎打ちを大接戦の末、制しました。
この結果、衆参5つの補選は自民党の4勝1敗となりました。
自民党 茂木幹事長
「3勝を超え4勝までいったというのは非常に大きい。政権に対して前向きな評価、国民の皆さんからいただいたと思っております」
会見した自民党の茂木幹事長は、この結果が解散総選挙の時期に影響するかについて問われると「総理の専権事項」としたうえで、「いま我が国が直面している課題に結果を出していくことをまずやらなければならない」と述べました。
立憲民主党 岡田幹事長
「負けは負けなので非常に残念。もうちょっと、ほんの少しのところで負けてしまったので、非常に残念に思っているところです」
一方、立憲民主党の岡田幹事長は、政治とカネの問題で自民党議員が辞職したことに伴い、補選となった衆院・千葉5区で敗れたことについて、「野党側が候補者調整できなかった。その一点につきる」と述べました。
また、補選の結果は立憲民主党の泉代表や自身の進退にはつながらないと強調しました。
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