岩手県滝沢市で22日、認知症と共生する地域社会を目指す取り組み「スローショッピング」を進めてもらおうと、支援車両が貸し出されました。
取り組みに賛同した岩手ダイハツ販売が、岩手西北医師会へ患者の送迎に使うワゴン車「スローショッピング号」を提供しました。
スローショッピングはスーパーのマイヤ滝沢店が地域と協力して行っている「自分のペースでゆっくり買い物がしたい認知症患者」を支援する活動です。
車体には認知症患者とその家族、地域をつなぐ団体「やまぼうしネットワーク」のキャラクターなどがデザインされています。
岩手西北医師会の紺野敏昭理事長は「今後も認知症とともに生きる地域社会を作っていきたい」と話していました。