ロシアの侵攻が続くウクライナに、アメリカやドイツ、オランダが供与した地対空ミサイルシステム「パトリオット」が到着しました。
ウクライナのレズニコフ国防相は19日、ツイッターで、地対空ミサイルシステム「パトリオット」がウクライナに到着したと発表しました。「兵士は操作を習得した」としていて、「ウクライナの空がより安全なものとなる」とコメントしています。
「パトリオット」は、飛来するミサイルなどを高性能レーダーで捉え、長距離ミサイルにより迎撃するシステムです。
パヴリュク国防第1次官は、到着した「パトリオット」はアメリカやドイツ、オランダから供与されたとし、謝意を示しました。
一方、ゼレンスキー大統領は19日、隣接するベラルーシとポーランドに近いウクライナ北西部を訪れ、国境警備隊を激励。警備の強化策などについて報告を受けたということです。
こうした中、ロシア国防省は19日、ショイグ国防相が西部カルーガ州で固定型のICBM=大陸間弾道ミサイル「ヤルス」が配備された戦略ミサイル部隊を視察したと発表し、映像を公開しました。
ロシアがアメリカとの核軍縮の枠組み新STARTの履行を停止し、両国が戦略核に関する情報提供を取りやめる中、ロシアとしては核戦力をアピールし、欧米をけん制する狙いがあるとみられます。
こうした中、アメリカ国防総省は、ウクライナに対する最大3億2500万ドル、日本円でおよそ438億円の追加の軍事支援を発表しました。ウクライナの弾薬不足が指摘される中、高機動ロケット砲システム「ハイマース」の砲弾に加え、小火器の弾薬900万発以上を供与します。持ち運びができる対戦車砲や、対戦車地雷など戦車への攻撃に効果的な兵器も盛り込まれています。
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