最先端のロボットやICT=情報通信技術の活用は職員の負担軽減につながると期待されますが、現場への浸透など大きな壁があるようです。

3月、導入に踏み切った山梨県上野原市の施設はどう課題を乗り越えたのか取材しました。

上野原市の みのりの里 介護老人保健施設 旭ヶ丘。
75人が利用し、医師や看護師、介護職員など 約70人が働いています。
この施設で3月に導入したのが…

導入のプロジェクトリーダー 渡辺格さん:
今回導入したのが「眠りスキャン」という介護ロボットとなります。

「眠りスキャン」はベッドに寝ている利用者の状況がモニターで一目で確認できる見守り装置です。

モニターの表示で黄色は起きていてベッドで寝転んでいる人、青色は眠っている人です。

渡辺さん:
ハートのマークは心拍数、肺のマークは呼吸数を表しています。