セアカゴケグモの生息場所

日当たりの良い暖かい場所で地面や人工物のくぼみや穴、裏側、隙間などに巣をつくる。例えば古タイヤの中、プランターの底、建物の壁の隅、自動販売機の下など

セアカゴケグモにかまれたときの症状

セアカゴケグモは攻撃性はないが、触るとかまれることがある。かまれた場合、その場所の疼痛(うずく痛み)やリンパ節が腫れるなどの症状。通常は数時間から数日で症状が軽減するが、脱力、頭痛、筋肉痛などの全身症状が数週間続くこともある。

セアカゴケグモにかまれたときの処置

傷口をお湯または水で洗い流す。痛みを緩和させるため患部を冷やして速やかに医療機関に相談する。重症化した場合は、抗毒素血清による治療が必要。
 かんだクモの種類がわかるように、できれば殺したクモを病院に持って行ってください。

被害を防ぐために

・巣の材料となる落ち葉などは、こまめに清掃
・草取りなど庭の手入れをする場合は厚手の軍手などを着用
・庭やベランダに放置してあるサンダルなどをはく前にセアカゴケグモがいないか確認など

<<以上 県の提供資料より>>

山梨県内で前回の発見が2015年8月で8年近く経っていることから、県では「広範囲に生息域が拡大しているとは考えにくい」としています。

県は見つけたときは素手で触らず発見場所の市町村や最寄りの林務環境事務所に連絡するよう呼びかけています。