俳優の奥田瑛二さん、秋沢健太朗さん、浅川暦さん、團遥香さん、野澤クニオ監督が短編映画「たからばこ~守るべきもの~」の完成試写会に登壇しました。
本作は、人と人、そして家族のつながりを描いたヒューマンストーリー。主人公・浩一を演じた奥田さんは、“この映画を観ていただくと、どの家族の方がご覧になっても自分を見つめ直すことのできる映画だと思います”と挨拶。そのあと、浩一の孫役を演じた浅川さんが、“浅川暦です。よろしくお願いします・・・”と言葉に詰まると、すかさず奥田さんが、“大丈夫か?じゃあ「以上です」って言えばいい”とフォロー。それを聞いた浅川さんが、“「以上です」”と言うと、会場から大きな拍手が湧き起こりました。
映画の中の家族構成が自身と重なるという奥田さんは、“脚本を読んだ時、これって俺じゃないかと思った。うちにも娘が2人、孫も2人います。じぃじと孫の関わりも描かれている。俺しかできない役じゃないかと思った”と語りました。
また、若い頃は、“幸せなんてクソ食らえと強がって言っていたが、ここ10年くらいはその壁が取れてきた。遅咲きな幸福感を感じている。大切にしていかないといけない”と、自身の思考の変化も感じているそうで、孫について、“これこそ神様のくれた贈り物。自分も同じレベルで天真爛漫に遊びに付き合う。その子が思春期を迎えると、せつなくなっていくのだろうな”と、しみじみ語り、続けて、“酒飲みとしては孫が抑止力にもなる”とメロメロの様子で語っていました。
【担当:芸能情報ステーション】














