NTTは、今年3月までの1年間の純利益が、前の年と比べて28.9%増えて過去最高となる1兆1810億円だったと発表しました。
NTTが発表した去年4月から今年3月までの1年間の決算によりますと、売上高にあたる営業収益は12兆1564億円、純利益は前年より28.9%増えて、1兆1810億円でした。売上高、最終利益ともに過去最高で、純利益が1兆円を超えるのは初めてです。
コロナ禍を背景に、企業のデジタル化の需要で、法人向けのITサービスやインターネット光回線の利用が増えたことが主な要因です。
NTTドコモに関しても、通信料金引き下げの影響を受けたものの、クレジットカードなど決済サービスの利用者が増え、増益を確保しました。
またNTTは、6月24日付で澤田純社長の後任に島田明副社長を昇格させる人事を正式に発表しました。社長交代は4年ぶりで、澤田純社長は代表権のある会長に就任し、グループ再編などの経営課題に引き続き取り組みます。
島田副社長は会見で、「これまでの変革の路線を引き継いで、ダイナミックに自ら変革し続けていくNTTグループを作っていく」と決意を明らかにしました。
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