任期満了に伴う岩手県北上市の市長選挙が16日告示され、無所属で新人の八重樫浩文氏が無投票で初当選しました。

 北上市長選挙は八重樫氏のほかに立候補者はなく無投票での初当選が決まりました。八重樫氏は北上市出身の59歳で、1986年に県職員となり沿岸広域振興局長などを歴任しました。
 これまでの市政を引き継ぐスタンスで、農林商工業の振興や若者の定着などを訴えました。
 北上市は製造業の集積が著しい一方で山間部の人口減少などが課題となっていて、行政経験豊かな八重樫氏の手腕が問われます。