サッカー明治安田生命J2で19位と下位に沈むいわきFCは16日、4位の群馬と対戦。眠っていたエースがようやく目覚めました。

高橋広季アナウンサー「今日の相手は4連勝中と勢いに乗るザスパクサツ群馬。対するいわきFCはここ4試合、白星から遠ざかっています。」

連敗ストップへ、19位のいわきFCは、いわきグリーンフィールドで、4位につけるザスパクサツ群馬と対戦。会場に詰めかけた観客は2590人です。

試合はいわきが終始、主導権を握ります。まずは前半6分、華麗なパスワークから相手を崩し、最後はエースストライカーの有田。去年J3MVP・得点王に輝いた有田稜の8試合ぶりとなる得点でいわきが先制します。

前半が終わってシュート数は群馬が1本のみに対し、いわきが10本と群馬を圧倒します。

後半に入ってもいわきの勢いは止まりません。後半4分、最終ライン遠藤のパスから谷村と繋ぎ、最後はまたも有田!今シーズンわずか1得点と、眠っていたエース有田が貴重な追加点!サポーターとも喜びを分かち合います!

そして、試合終了のホイッスル。90分間、闘争心溢れるプレーを見せたいわきFCが2対1で群馬に勝利。有田選手はピッチに倒れ込むほど持てる力の全てを出し切りました。嬉しい5試合ぶりとなる白星です!

いわきFC・有田稜選手「自分自身、結果が残せていない中で、チームの力になれていなくて、今回2得点でチームの勝利に貢献できて、いわきFCのエースとしてこれからやっていかなきゃいけないなと思いました」

いわきFC・山下優人主将「勝利から遠ざかっていた時期が長くて、難しいなという思いを抱えながらずっと過ごしていたので、この波を切らさずまた来週の試合に向けてしっかりと練習していきたいと思います」

いわきFC・村主博正監督「選手、コーチ、メディカルスタッフの頑張りが勝ち点3に結びついたと思います」

いわきFCは順位を3つ上げ、16位に浮上しました。