来月のG7広島サミットを前に、エネルギーなどを議論する最初の閣僚会合が札幌市で始まりました。
今回、再生可能エネルギーや石炭火力など幅広く議論されますが、議長国を務める日本政府が重視するポイントは原発です。
西村経産大臣
「石油、ガス、石炭の価格高騰をはじめとして、これまで経験したことのない不安定なエネルギー市場(に直面しています)」
というのも、日本政府は今年、原発を「最大限活用する」と政策を大転換したばかり。資源が乏しいことなどを理由に「原子力の重要性」を今回の共同声明に明記したい考えです。
しかし、各国の姿勢はバラバラです。JNNの単独インタビューに答えたドイツの環境大臣は慎重な姿勢を崩しませんでした。
ドイツ シュテフィ・レムケ環境大臣
「重要なことは社会の中でリスクを取るか取らないか、議論することです。ドイツは原発のリスクを取ることに反対し、再生可能エネルギーに力を入れていくと決めたんです」
経産省幹部は共同声明の文言は「直前まで大揉めする」と話していました。
もう一つ注目は、日本政府が目論む原発処理水の海洋放出に各国の理解が得られるかです。夏頃までの放出を見込んでいますが、中国やロシア、韓国などの反発もあり、G7の「お墨付き」を得たい考えです。
思惑が錯綜するなか、一致した対応を打ち出せるかが焦点となります。
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