13日朝、北朝鮮が弾道ミサイルの可能性のあるものを発射したことを受け、午前8時ごろ、政府はJアラートを発出しました。

その後「落下の可能性はなくなった」として訂正されましたが、Jアラートが発出された際、私たちはどんな行動をとればいいのでしょうか。

Jアラート「全国瞬時警報システム」は、国が、全国の地方公共団体とのあいだで整備しているシステムです。

弾道ミサイルが発射されると、通信衛星を使って、国からの情報が瞬時に市町村などの地方公共団体へ伝えられます。防災行政無線は自動的に起動され、屋外スピーカーなどから警報音が流れます。防災メールなどでも伝えられます。また、同時に、携帯電話会社から携帯電話にエリアメール・緊急速報メールが配信されます。

Jアラート発出時、どんな行動?

Jアラートが発出され、対象地域となった場合、短い時間での行動が重要です。

(1)屋内にいる時はできるだけ窓から離れるか窓のない部屋に移動し頭を守る。

(2)屋外にいる時は、速やかに近くの建物に避難する。

(3)車に乗っている時は、車を安全な場所に止め近くの建物に避難する。

(4)屋外にいて、近くに建物がない時物陰に身を隠すか地面に伏せて頭を守る。

Jアラートが発出された場合、限られた時間でこうした行動をとることが命を守ることにつながります。