防衛省によりますと、けさ午前7時半ごろ、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されましたが、すでに落下したとみられるということです。

当初、午前8時ごろに北海道周辺に落下するものとみられJアラートが発表されていましたが、北海道周辺の落下の可能性がなくなったということで訂正されています。

岸田総理は、▽情報収集・分析に全力を挙げ、国民に対して迅速、的確な情報提供を行うこと、▽航空機、船舶などの安全確認を徹底すること、▽不測の事態に備え、万全の態勢をとることなどを関係各所に指示しました。

また海上保安庁は船舶に対し今後の情報に留意するとともに、落下物を認めた場合は、近づくことなく、通報してほしい、と呼びかけています。