新型コロナの経済への影響があらわになった形です。2022年度の静岡県内の企業倒産件数は204件で、件数・負債金額ともに2021年度を上回りました。

東京商工リサーチによりますと、県内で2022年度に負債総額1000万円以上を抱え倒産した企業は204件で、前の年度に比べ39件増加しました。

負債額が最も多かったのは富士宮市の食品生産会社「富士たまご」の119億9100万円で、10億円以上の負債を抱えて倒産した企業は6件に上ります。

影響が大きかったのは新型コロナによる経済環境の悪化で、新型コロナを原因に倒産した企業は62件と前年度より20件増加しました。

<東京商工リサーチ静岡支店 武田康宏さん>
「コロナ禍の倒産を抑制してきたゼロゼロ融資の返済が本格化、県内の関連倒産もこのタイミングで増加を示した」

2023年度は新型コロナで苦しんだ事業者向け融資の返済が一層本格化するほか、物価高も懸念されていて厳しい状況が続くと予想されています。