富士山の山梨県側の5合目に通じる富士スバルラインが、過去10年で最も早く4月11日全線で開通し、5合目には国の内外から大勢の観光客が訪れていました。

【写真で見る】

山梨県の有料道路富士スバルラインは、冬の間は一部区間が通行止めになっていて、4月11日午前9時に全線で開通しました。

2023年は暖かい日が続いて除雪作業が早く進み、2022年より11日早く、過去10年で最も早い全線開通です。

写真を撮っている観光客:
いい感じ!

4月11日は天候にも恵まれ、5合目は国の内外から大勢の観光客が訪れ、富士山の写真撮影などを楽しんでいました。

山口県からの観光客:
下からしか見ていなかったので、ここまで来るとすごいなと。

群馬県からの観光客:
来る途中からデカってテンション上がって、間近で見るともっとすごいです。

5合目の観光業者もコロナ禍で落ち込んだ外国人観光客の回復などに期待を寄せています。

富士山五合目観光協会 小佐野昇一 会長:
外国の方も戻ってきている現状の中で、たぶん多くの方が来ると予想していたんですが、予想通りの賑わいになっている。

2023年、世界文化遺産登録から10年を迎える富士山は、これから本格的な観光シーズンを迎えます。