チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は、舌を吸うよう少年に促した動画が拡散したことを受け、謝罪する声明を発表しました。

おでこをつきあわせるダライ・ラマ14世と少年。

亡命先のインドで2月に開かれたとされる集会で、ダライ・ラマが抱擁を求めた少年に対して口づけをし、自らの舌を出して吸うように促す動画がインターネット上で拡散しました。

これを受け、ダライ・ラマの事務所は10日、少年と家族、世界中の人々を傷つけたとして「謝りたい」とする声明を発表。「公の場でカメラがあっても無邪気な遊び心でからかうことがよくあり、後悔している」と釈明しています。