堂本光一さん主演の舞台「Endless SHOCK-Eternal-」のゲネプロ&開幕記念会見が10日、東京・帝国劇場で行われ、堂本さんをはじめ、佐藤勝利さん、北山宏光さんらが登壇しました。
2000年11月の初演『Millennium SHOCK』(作・構成・演出 ジャニー喜多川さん) 以来、堂本光一さんが、国内ミュージカルの単独主演記録を更新し続ける「SHOCK」。
今年の帝国劇場公演は「Endless SHOCK」、「Endless SHOCK-Eternal-」と同じ劇場、同じキャストで、舞台セットの違う2つの物語を同時に上演するという、世界でも類を見ない試みで上演されます。
「Endless SHOCK -Eternal-」は、「Endless SHOCK」の3年後の世界を描いたスピンオフ作品です。

堂本さんはカーテンコールで、本編とスピンオフで演技が重なる部分があり、着替えなくても良い部分で着替え始めてしまったことを告白。舞台袖で慌てて着替えながら、“(佐藤)勝利、もう少しゆっくり歌ってくれぇ~”と心の中で叫んでいたことを明かして笑わせました。
会見では、“きのう初日の幕を開けて、きょう、またスピンオフ版の方の通し稽古を終えて幕が上がるという。なんだかいつもと違うリズムです”と混乱した様子で挨拶。
去年に続き、舞台に立つ佐藤勝利さんは、“去年の舞台も大変だったけど、去年の経験が僕をすごく強くしてくれたなと今年の舞台で感じています。2作同時上演の大変な舞台ですけど、光一くんが去年言ってくれた言葉や今年もたくさんの言葉をかけてくれて、ジャニーズの幹みたいなものが強くなったと感じています”と意気込みを語りました。
佐藤さんとWキャストで5月7日から出演する北山宏光さんは、“1か月「待て」の状態なので、きっと帝劇で本番をやっている間、地下の稽古場で、舞台の音を聞きながら、同時に稽古に励んでいると思います”と語りました。

また、同時進行で稽古を進めるうえで良かったことを聞かれた堂本さんは、“役を深掘りできたのは良かったけど、まぁ何にせよ、ややこしいですね。ごめんなさい!”と共演者に謝罪。さらに、マスコミに向けても“メディアの皆さんの仕事も2倍でごめんなさい!”と謝りました。
さらに、初日のミスをリポーターから指摘されると、“ありましたね。セリフをぶっ飛ばしたところ!でも、それを(佐藤)勝利が何食わぬ顔で続けてくれたので救われました。そういう点でも(佐藤さんの)すごい成長を感じました”と後輩を称えました。
それを受けて、佐藤さんは、“去年は自信がなくて不安だった時、光一くんに「絶対、大丈夫だよ!(佐藤)勝利だったらできるよ」と言われ、そこでスイッチが変わりました”と語ると、堂本さんは、“「やれるよ」って言った自分が、きのう、きょうとできていなかった…”と反省。
すかさず佐藤さんが、“そんなことないですよ。「THE SHOW MUST GO ON(=
ショーは続けなければならないの意味)」ですから!”と息のあったフォローを入れ、笑わせました。
【担当:芸能情報ステーション】