中国軍は台湾周辺での軍事演習を開始したと発表しました。蔡英文総統がアメリカのマッカーシー下院議長と会談したことへの対抗措置とみられます。
中国軍の台湾方面を管轄する東部戦区によりますと、軍事演習はきょうから10日までの3日間で、台湾海峡と台湾島の北部、南部、東部と台湾を取り囲むような形の海、空域で行われます。
きょうの演習については、制海権、制空権の奪取能力を重点的に検証したとしているほか、台湾を取り囲む訓練を行ったとしています。
東部戦区の報道官は「台湾独立分裂勢力と外部勢力が結託した挑発に対する重大な警告であり、国家の主権と領土を守るために必要な行動だ」と主張。蔡英文総統がマッカーシー下院議長と会談したことへの対抗措置とみられます。
一方、きょうの台湾の市民は。
台湾の住民
「生まれた時から『中国が攻めてくるかも』とよく聞きましたが、今まで何も起こっていないので、恐怖もなくなってきました」
「台湾の軍事力に自信があるので心配していません」
台湾国防部によりますと、現地午前11時までに軍用機42機が台湾海峡付近に飛来しました。
国防部は「蔡総統がアメリカを経由したことを口実に軍事演習を実施し、地域の平和、安定、安全を深刻に破壊した」と非難。警戒、監視を続けるとしています。
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