議員辞職に伴う、参議院大分選挙区の補欠選挙が6日告示され、2人の候補による与野党一騎打ちの選挙戦がスタートしました。
参院大分選挙区補選に立候補したのは届け出順に、白坂亜紀さん(56)・自民・新、吉田忠智さん(67)・立憲・前の2人です。
(白坂亜紀候補)「女性が輝いて働くことで男性も元気になる、子どもも元気になる。輝く女性たち、そして大分を元気にするために一生懸命頑張ってまいります」
白坂さんは大分市中心部でおよそ500人の支援者を集めて出陣式を行いました。式には自民党の世耕弘成参院幹事長らが応援に駆け付け、大分から女性が活躍できる社会の実現を訴えました。
(白坂亜紀候補)「故郷・大好きな大分を元気にするために、とにかく一生懸命頑張りたい」「(選挙戦は)全く初めてのことでわからないが、皆の応援を受けて助けてもらいながら、一生懸命私の思いを県民に伝えて頑張っていきたい」
(吉田忠智候補)「大分から政治の流れを変える。経験といま持ちうる全ての知識・思いを県民のみなさんにぶつけて、何が何でも勝利すために戦い抜く」
吉田さんは立憲民主党の泉健太代表をはじめ、およそ250人を前に第一声をあげました。連合大分や社民・共産・国民が支援する野党統一候補として議席を守り抜くことを誓いました。
(吉田忠智候補)「物価高をはじめ、国民や市民が望む政策が行われていない。そうした岸田政権の姿勢を厳しく問うとともに、大分で生まれて大分で育って活動してきた。そうした私の思いや活動をしっかり訴えて、退路を断って政治生命をかけて戦いたいと思う」
この補欠選挙は1976年以来、47年ぶりに行われるもので、衆参合わせて全国5つの補選のトップを切って告示されました。
県内の有権者数は5日現在で94万5934人です。参院大分選挙区補選は23日に投票が行われ、即日開票されます。