「ムツゴロウ」の愛称で親しまれ、心筋梗塞のため亡くなっていたことがわかった、作家で動物文学者の畑正憲さん(87)。
芸能界などから、続々と追悼のメッセージがあがりました。
タレントのいとうせいこうさんはツイッターに畑さんへの追悼のメッセージを寄せました。
【 いとうせいこうさん ツイッターより引用 】
ムツゴロウさん……個を貫きながら他者を愛せた人。『ワールドアニマルカップ』音声収録で二日間べったり一緒だった時、ふとする世間話にその「個の貫き方」が現れていて、以来本当に深い尊敬の念を抱いておりました。要らないでしょうが、合掌。
俳優の坂上忍さんは自身のブログを更新し、畑さんを偲びました。
【 坂上忍さん 公式ブログより引用・抜粋 】
ムツゴロウこと.....畑正憲さんが逝去された。
わたし達の世代は、動物といえばムツゴロウさん。
動物番組といえば、「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」である。
で、わたしとムツゴロウさんはといいますと.....。
動物繋がり.....ではなく。
最初は、麻雀繋がりだったんです。
まぁ、お強い方でした。
というか、しぶとい先輩でした。
勝負に対する執念とでもいうのでしょうか、ほぼ降りない印象でした。

『坂上どうぶつ王国』という動物の番組を、わたしが任されるようになり.....。
(中略)
だったら、ご挨拶に伺わねばと.....。
初回のスペシャルは、北海道までムツゴロウさんに会いに行ったのです。
久しぶりに、お会いしたムツゴロウさんは.....。
相変わらず、優しくて怖かったです。
質問には、なんでも答えてくださいます。
ただ、質問の仕方を間違えると.....目の色が変わります。
はい、麻雀の時の目になるんです。
でも、だから甘えられるんですよね。
わたし、優しいだけの人は逆に怖さを感じてしまうので。
動物相手だけでなく、真剣になにかと向き合っていたら.....怖くて当たり前ですから。
う~ん.....正確に言うと、「怖い」ではないんですけどね。
で、実はその時お会いした際.....約束をしたんです。
「また、会いましょうね」って。
わたしがもっともっと動物と向き合って、ムツゴロウさんに対しても.....。
もう少し、胸を張れるようになったら.....必ず会いに来ますからって。
で、麻雀をやりましょうって。
残念ながら、その約束を果たすことはできませんでしたが.....。
報告には、いつでも行けますので。
でも、まだダメです。
全然、足りないので.....。
もっともっと、精進します!

また、日本プロ麻雀連盟は連盟の最高顧問をつとめていた畑さんを公式サイトで追悼しました。
【 日本プロ麻雀連盟 公式サイトより引用 】
訃報
日本プロ麻雀連盟の最高顧問として長年麻雀界の発展に尽くされた
ムツゴロウさんは競技麻雀の礎を築かれ、 黎明期から麻雀の普及に尽力されました。
選手としても数々のタイトルを獲得されるなどご活躍されてきまし
ご生前のご厚情に深く感謝するとともに、故人のご功績を偲び、 謹んで哀悼の意を表します。
日本プロ麻雀連盟
会長 森山茂和
名誉会長 灘麻太郎
【担当:芸能情報ステーション】














