山梨県身延山久遠寺で女性落語家の落語会が開かれ、本堂は笑いの渦に包まれました。
披露されたのは「幽霊の落語」です。
落語家 林家つる子さん:
「身延山久遠寺さまにいい女がいるらしいぞ。」 「じゃあ行ってみようか。」
軽妙な語り口で落語を披露しているのは、2024年3月に真打に昇進する林家つる子さんです。
落語会は地域活性化などを目的に企画され、身延山久遠寺の本堂に約100人が集まりました。
演目は怪談「番町皿屋敷」を元にした古典落語の「お菊の皿」で、つる子さんは幽霊と見物客を巧みに演じ分け、客席を物語の世界に引き込んでいました。
林家つる子さん:
「嘘だったら承知しねぇからなぁ・・・おぉ~いい女だぁ・・・」
落語を聞いた女性:
表現力、手のしなやかさだとか吸い込まれてしまいますね、やっぱり女性の良さかな。
つる子さんは身延山にちなんだ新作落語を準備中で、完成後久遠寺で披露することを誓っていました。