きのう突如、岸田総理が花粉症対策に乗り出す決意を示しました。多くの患者が待ち望む花粉症の撲滅ですが、縦割りの壁が立ちはだかっています。
「出来るものだったら目と鼻を交換したいくらい」
「目が痒くて仕方ないです」
まだまだ続く花粉症のシーズン。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道 院長
「いまの症状、所見からみて花粉症」
都内のクリニックにはきょうも患者が相次いでいます。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道 院長
「今年は花粉症の患者さんが爆発的に多かったのと、(花粉症が)初めてという患者さんをこんなに多く見たのはちょっと記憶にない」
こうしたなか、永田町が花粉症対策をめぐりざわついています。
野村哲郎 農林水産大臣
「あの突然…総理が関係閣僚会議を設置しますと言ったもんですから、我々は全く知らぬ存ぜずで」
当事者の大臣も事前に知らなかったというのは、きのうの総理の答弁です。
自民党 山田太郎 参院議員
「まさに花粉症撲滅ということになればですね、総理の名前を歴史に残すことが出来ると思います」
岸田総理
「花粉症については、もはや我が国の社会問題と言っていいような問題であると。政府においても関係閣僚会議を開催し、ぜひ結果を出したいと思います」
省庁の垣根を越えての関係閣僚会議の立ち上げが岸田総理のトップダウンで決まったのです。
「めっちゃええやんって感じです。すぐやりましょう」
「今さらみたいとは思いましたね。もっと早く対策してれば皆さん花粉症でなかったんじゃないかな」
ただ、きのう総理に質疑を行った自民党の山田太郎議員は、花粉症対策には大きな壁があると話します。
自民党 山田太郎 参院議員
「担当省庁がバラバラなんですね。誰がいったいこの全体の責任者なのか、一つ一つバラバラだとですね、総合的に対策が打てない」
▼スギなどの対策は林野庁、▼花粉の飛散予測は環境省など、▼治療は厚労省と、担当が分かれることによる縦割りの壁です。関係閣僚の一人は…
野村哲郎 農林水産大臣
「どこがイニシアチブをとって関係閣僚会議をするのか。厚労省なのかあるいは、その発生源を作っている農水省なのか」
実は自民党では30年ほど前にも通称「ハクション議連」なる議員連盟が花粉症対策に乗り出しましたが、結果が出ず解散した経緯があります。
今回も、岸田総理が結果を出せるのかは不透明です。
政府関係者
「たとえば森林を伐採すると言っても、当然簡単じゃないんです。完全にこれからです」
政府はできるだけ早く、関係閣僚会議を開催すべく調整を進めています。
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