日本で唯一、山梨県笛吹市の神社に祀られてるキ神という像が、7年に1度の御開帳で一般に公開されました。

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笛吹市春日居町の山梨岡神社で始まった、春の例大祭です。

7年に1度の御開帳で4日公開されたのが…

くねった1本足と、一体化した胴体と顔。

魔除けの守護神として祀られているキ神(きのかみ)です。

参拝者は:
「ふくろうに見えました」
「鳥だったり獅子だったり」

キ神は、中国最古の地理書とされる「山海経」に出てくるキ獣をかたどったものとされ、国内に存在する像は山梨岡神社だけです。

御開帳にあわせ、神社には午前から多くの参拝者が訪れていました。

また4日は、武田信玄公が出陣の際、勝利を祈願して奉納したと伝えられる、県の指定の無形民俗文化財 太太神楽も披露されました。

キ神の公開と太太神楽の奉納は5日も行われます。