世界的な音楽家・作曲家として知られ、亡くなったことが公表された坂本龍一さん(71)。芸能界からは坂本さんへの追悼のメッセージをが続々と寄せられました。



坂本龍一さん


映画監督の山田洋次さんはTBSへ坂本さんへの追悼のメッセージを寄せました。

【 山田洋次監督 メッセージ 】

坂本さんを偲んで

月刊誌に掲載されていた坂本さんの闘病記を、この著者に奇跡が起きて回復するのではないか、 ぜひそうあって欲しいと祈るような思いで読んでいましたが、それは叶いませんでした。

大江健三郎さんに続いて、 世界中の人々に敬愛される日本の二人の優れた芸術家一一反原発、反核の訴えを市民とともに行動したたぐいまれなお二人の死を、どれだけ多くの心ある日本人が惜しんでいることだろうか。

「母と暮せば」という映画の作曲者として一緒に仕事をしました。

大江さんは著作のなかで DECENCY という言葉をよく使われるが、 坂本さんはまさにその意味で DECENT な人柄だったことを今しみじみ追想します。

山田 洋次




音楽プロデューサーの小室哲哉さんは自身のインスタグラムに手書きのメッセージをアップ。坂本さんを偲びました。

小室哲哉さん インスタグラムより引用




【 小室哲哉さん インスタグラムより引用 】

小室哲哉さん




教授へ
あなたに憧れてきました。
たくさん、たくさん、たくさん。
いくつもの楽曲、功績、賞賛
いつも羨ましがってきました。
作曲家として、編曲家として、
鍵盤を奏でる人として。
夢を見せてくれました。
そして、音楽家が世界の人々へ
果す役目も教えてくれた気がします。
ありがたいです。
お別れです。ほんとうにお別れなんですね。
話したいです。 小室哲哉




シンガー・ソングライターで女優の加藤登紀子さんが自身のツイッターで、坂本龍一さんへ追悼のメッセージを寄せました。

加藤登紀子さん ツイッターより引用


【 加藤登紀子さん ツイッターより引用 】

本当に素晴らしい音楽家であり、思想家であり、行動者だった坂本龍一さん。彼の亡き後も、彼の思いを受け継ぎ、音楽家として思考し、行動するひとりでありたいと願っています。

心から哀悼を捧げ、共に生み出した音楽を大切に歌っていきます。



女優・吉永小百合さんはTBSの取材に坂本さんへの追悼のコメントを寄せました。

吉永小百合さん

【 吉永小百合さん コメント 】
「今は言葉がみつかりません」


また、音楽家、総合エンターテインメントプロデューサーとして活躍する、つんく♂さんが自身の公式ブログで坂本龍一さんを偲びました。
つんく♂さんは「数年前にニューヨークに行った時、急に連絡したにもかかわらず会っていただきました。坂本さんのスタジオを見せていただき、冗談も交えながら、音楽についてたくさん教えていただいた事、大切な思い出です。
そして一緒に曲を制作出来た経験は僕の誇りです。」と、その思いを綴っています。

坂本龍一さん




【 つんく♂さん 公式ブログより引用 】

坂本龍一様

坂本龍一さん、残念でなりません。
寂しいです。

数年前にニューヨークに行った時、
急に連絡したにもかかわらず会っていただきました。
坂本さんのスタジオを見せていただき、
冗談も交えながら、音楽についてたくさん教えていただいた事、大切な思い出です。
そして一緒に曲を制作出来た経験は僕の誇りです。

ありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りいたします。

坂本龍一さん




【担当:芸能情報ステーション】