震災と原発事故からの復興支援に尽力した音楽家の坂本龍一さんが亡くなったことを受けて、福島県の内堀知事は「音楽の力で勇気と希望を届けていただいた」などと話し、感謝の意を示しました。

世界的に有名な音楽家でピアニストの坂本龍一さんが、3月28日に亡くなりました。71歳でした。

坂本さんは、震災の年の8月に福島市で行われた野外イベントで自らピアノを演奏して県民を励ますなど、音楽を通じた復興支援に力を尽くしてきました。

3日の定例会見で、内堀知事は…
「音楽の力で勇気と希望を届けていただいた坂本さんに、福島県民を代表して心からありがとうございますと感謝の意を表したい」

また、内堀知事は「素晴らしい音色とともに福島県が復興していく姿を見届けていただきたかった」と哀悼の意を示しました。