■柔道・全日本選抜体重別選手権(2日、福岡市・福岡国際センター)
柔道の日本一を決める全日本選抜体重別選手権の2日目が行われ、東京五輪金メダリストのウルフアロン(27)が100キロ級で出場し、2017年以来、3度目の優勝を果たした。東京五輪後、優勝したのは初。
ウルフは決勝でグリーンカラニ海斗(21歳・日本体育大学)と対戦。2人は講道館にある春日柔道クラブの先輩・後輩対決となった。お互い技が決まらない中、延長戦へ。試合開始4分56秒、ウルフはずっとかけ続けていた大内刈りが決まり、技あり。
東京五輪後、初の優勝を果たしたウルフは「このままだとちょっと柔道が強い面白い人だったので。ここで復活するという気持ちを持って挑んだ」と話した。
1年後に迫ったパリ五輪に向けて「2連覇を目指せるのは優勝した人だけ。ここで勝ったことで、つながっていく」と強い思いを口にした。
ウルフにとって今回は東京五輪で金メダルを獲得して以降、4度目の実戦。昨年の選別体重別は怪我(右足関節前脛腓靱帯損傷)を理由に出場を見合わせた。そのため、世界選手権代表には選出されなかったが、アジア大会代表には選ばれた(その後大会は延期)。オリンピック以来1年3か月振りの試合となった10月の講道館杯では、準決勝で反則負けを喫して3位だった。12月のグランドスラム・東京では初戦で反則負け。続くワールドマスターズでも初戦でルーマニアのアスレイ・ゴンザレスに技ありで敗れていた。
■ウルフアロン
1996年2月25日生まれ、27歳。東京都出身、181cm、100キロ級。東海大出身、東京五輪金メダル。今年度からパーク24所属。














