NEWSの加藤シゲアキさんが1日、東京・新国立劇場 中劇場で行われた主演舞台「エドモン~『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男~」のフォトコール・取材会に出席しました。
19世紀のパリを舞台に、2年も書けずに大スランプに陥っている詩人で、劇作家のエドモン・ロスタンが、さまざまなトラブルに見舞われながらも、名作戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」を書き上げ、公演初日を迎えるまでを描いた作品です。

舞台「エドモン~『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男~」取材会


舞台のテンポも早く、加藤さんは、“ドタバタコメディーで、現場もドタバタです。表も裏もドタバタ。抱腹絶倒のコメディーってチラシに書いちゃったんで、汗をかかないと。サウナに入っているみたいです”と語り、共演の平祐奈さんは“汗だくの加藤さんの衣装の背中の色が変わるくらい、目まぐるしい舞台。加藤さんのお顔がシュッとしてきました”と舞台の慌ただしさを伝え、加藤さんも“やつれてきているかも…”と苦笑いを浮かべました。

舞台「エドモン~『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男~」フォトコール


演出のマキノノゾミさんは、“追い込まれた様子を外から見て面白がるのが喜劇の基本”と語り、出演者が混乱すればするほど、面白い作品になると仕上がりに自信を見せていました。自身も小説家として活躍する加藤さん。現在も並行して執筆活動の真っただ中で、“帰っても締め切りに追われていて、実はもう締め切りをこぼしている。本当は先月に終わらせたかったが、全然できなかった”とぼやき、役柄と自身をダブらせ、焦りの表情を見せていました。


舞台「エドモン~『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男~」フォトコール



作品を書き終えることはできるのかと心配されると、“知らない!もう言わないで!日々、今を生きるので、いっぱいいっぱいです”と追い込まれた様子。加藤さんは締め切りに追われる場面で、「やばい」「どうするんだ」というセリフについて、“家ではあんな大声で言えないので、気持ちがいい。ここでしか言えない”と役を演じることでストレスを発散している様子。また今回の文豪らしいヒゲスタイルを褒められ、今後、“ヒゲを生やしてみますか?”と聞かれると、“でも、僕ジャニーズなんですよ!これで『チャンカパーナ(NEWSの楽曲)』は歌えない”と語り、笑わせました。

【担当:芸能情報ステーション】