ロシアの情報機関がアメリカの有力紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」の特派員をスパイ容疑で拘束しました。
インタファクス通信によりますと、ロシアの情報機関FSB=連邦保安局は30日、ロシア中部のエカテリンブルクで「ウォール・ストリート・ジャーナル」のモスクワ支局特派員でアメリカ人のエバン・ガーシュコビッチ氏をスパイ容疑で拘束したと発表しました。
FSBは、ガーシュコビッチ氏が「アメリカ側の指示を受け、ロシアの軍需企業に関する国家機密情報を収集していた」としています。
モスクワの裁判所は30日、ガーシュコビッチ氏の逮捕と2か月間の勾留を認めました。今後、有罪となった場合、最大で懲役20年を科せられる可能性があるということです。
ロシアの独立系メディアは、ガーシュコビッチ氏がウクライナ侵攻に戦闘員を送り込んでいる民間軍事会社「ワグネル」の勧誘の実態などについて取材していたと伝えています。
ウクライナ侵攻後、プーチン政権はメディアへの締め付けを強めていますが、外国メディアの記者がスパイ容疑で拘束されるのは、初めてとみられます。
ペスコフ大統領報道官は「疑いではなく、現行犯で拘束された」と強調しています。
一方、ウォール・ストリート・ジャーナルは記事の中で、「FSBの主張を極めて強く否定する」とガーシュコビッチ氏の即時解放を訴えたうえで、「我々は彼や彼の家族と連帯していく」としています。
注目の記事
高市自民の圧勝の陰で…衆議院選挙「歓喜と悲嘆」政治家たちの意外な“本音”と惨敗・中道の皮肉 “消費税ゼロ”の向かう先とは【edge23】

中学2年生の娘を事故で亡くし...「車のフレームにぶつけた、たった1か所の傷。それが致命傷でした」母親が語る「命の尊さ」【前編】

【札幌タイヤ脱落事故】父親が語る加害者への憤り 52歳男は執行猶予中に無免許運転で逮捕 裏切られた裁判所の温情と、終わらない家族の苦しみ 当時4歳の娘は意識不明のまま

住宅街脅かす“不明管”…40年放置の責任はどこに? 「富山県は間に何もはいっていない」消えた公社が残した“負の遺産”に市も県も把握せず

東北730% 北海道420% 花粉が去年より大量? 飛散ピークに現れる“おぞましい虹”の正体

血液不足の危機 若者の「献血離れ」はなぜ起きたのか?30年で激減した『最初の一歩』と消えゆく学校献血









