県立高校の再編に伴い、31日閉校する深浦町の青森県立木造高校深浦校舎で校旗の降納式(こうのうしき)が行われ、関係者が74年の歴史に思いを馳せながら閉校を惜しみました。
降納式(こうのうしき)では、掲揚台(けいようだい)に掲げられた深浦高校と木造高校の2つの校旗がゆっくりと降ろされ、同窓会会長など関係者が見守りました。木造高校深浦校舎は、1948年に鰺ヶ沢高校の定時制分校として設置され、これまでに4452人が卒業し、3月3日には最後の卒業生14人が巣立ちました。
式では大瀬雅生(おおせ・まさいく)校長が「深浦の地に高校があったこと、そして卒業生たちの深浦に対する誇りになってくれることを信じる」とあいさつし、74年の歴史に思いを馳せ閉校を惜しみました。
※深浦町 吉田満町長「社会に多様な人材を供給する輩出する場としては、重大な使命を帯びた74年間だった」
町は2024年4月を目標に、閉校した校舎を生涯学習の拠点として活用する計画です。














