愛知県有数の桃の産地豊田市で人工授粉の作業が始まりました。

豊田市の猿投地区は年間に約500トンを出荷する愛知県有数の桃の産地で、人工授粉は、より高品質な桃を確実に実らせるため、風のない晴れた日に行われます。



きょう(30日)は青空が広がる中、永田豊明さんの畑で授粉作業が始まり、畑一面にピンクの花が咲き揃う中、花粉の少ない品種「川中島白桃」の雌しべに特製の毛ばたきで手際よく花粉を付けていました。

(永田豊明さん)
「思ったより花が(咲くのが)早過ぎて作業が追い付かないところがあった。今からの天候次第だが、良いものができると思う」

授粉作業は4月5日頃まで続き、6月下旬から収穫が始まります。