高知県内に住む男性が、サル痘に感染していたことが分かりました。県内での確認は1例目です。

県によりますと、県内に住む男性は、発熱や発疹の症状で、3月24日、医療機関を受診。サル痘の感染が疑われたことから、県の衛生環境研究所が検査したところ、陽性と分かったということです。海外渡航歴はないということです。

サル痘は、これまで主に、アフリカ大陸で発生が確認されていましたが、2022年5月以降、海外渡航暦の無い患者が世界各国で出ていて、国内では、この男性を含め、82例確認されています。高知県内での確認確認は初めてです。

高知県庁

人から人への感染はまれですが、体液、血液への接触などで感染することがあるということです。県は、「過剰に心配せず、異常がある場合には医療機関に相談してほしい」としています。