センバツ高校野球で山梨学院はベスト8進出を決めました。チームの調整とあす29日の試合のポイントを現地からリポートです。

三浦正則アナウンサー:
大阪府の市営球場では山梨学院の選手たちが練習を行っています。きのう試合があったばかりですが選手たちは疲れを感じさせない引き締まった表情を見せています。

甲子園初のベスト8進出を決めた山梨学院。29日の準々決勝に向け、きょうは午前9時から大阪・豊中市の野球場でノックやバッティング練習など およそ2時間、汗を流しました。

山梨学院高校3年 進藤 天主将:
きのうもいつもと変わらず元気を出して、ベンチも試合にでているメンバーも声を出して良い雰囲気で できている。

ここまで3試合はわずか3失点で、エースの林投手は、2試合を完投。フォアボールを1つしか与えず防御率は0.70! 抜群の制球力と安定感を見せています。

山梨学院高校3年 林 謙吾投手:
ピッチングの内容的には良くなってきている。テンポ良く、コントロール良く投げられたところが良かった。

準々決勝の相手は栃木の作新学院です。2試合で17得点をあげた攻撃力と積極的に次の塁を狙う機動力が武器で、どこまで失点を抑えられるかがカギになりそうです。

きょうの練習でもランナーが塁にいる状況での守備の動きを念入り確認していました。

山梨学院高校3年 進藤 天主将:
上を目指す中でも一戦一勝で自分たちのスローガンであるチャレンジャーの気持ちを忘れずにやりたい。

三浦正則アナウンサー:
あす勝利すれば、センバツでは県勢としては1991年の市川高校以来のベスト4入りとなります。関東王者の快進撃があすも見られるか注目です。