宮崎県内は桜の開花が発表されてから、なかなか天候に恵まれませんでしたが、来週から、本格的に花見シーズン到来となりそうです。

今年は4年ぶりに本格的な花見という方も多いかもしれません。各地で花見に向けた準備が着々と進んでいます。

(丸山敦子記者)
「4年ぶりにイベントが開催される、こちら、母智丘公園の桜並木にはずらっと灯篭が設置され、花見客を受け入れる準備は万全です」

桜の名所百選に選ばれている都城市の母智丘公園。
およそ2600本のソメイヨシノなどは、現在、三分咲きから四分咲きとなっています。

(男性)
「いいですね、やっぱりね。マスクも個人(判断)になって、だいぶ良くなったんじゃないですか」
「満開のところもあるし、一分二分のところもあって、ここ初めてきたんですけど、結構咲いています。きれいです」

今年、4年ぶりに桜まつり開催となった母智丘公園。
24日は、ひと足早く、久しぶりの花見を楽しむ人たちがいました。

(花見客)
「3、4年くらいはちょっとね、こういう花は見られなかったから。皆さんビールを飲んで一番いいですね」
「(花見は)楽しみに待っていたことでしたので、マスクを外せるというのが大変うれしい。最高です」

一方、こちらは、宮崎市の量販店。

今年、初めて花見に行く人を想定した特設売り場を作りました。

売り場には、割りばしや紙皿、それにレジャーシートやバーベキューセットなどが並んでいます。

(MEGAドン・キホーテ宮崎橘通店 野田知幸店長)
「今年久しぶりに花見のイベントがあるところが非常に多いですので、それに合わせて当店も花見コーナーを大々的に展開しようということになりました。久しぶりに花見に行かれるお客様も多数いらっしゃると思いますので、売り上げは大きく伸びると期待しています」

4年ぶりに迎える制限のない花見シーズン。
気分も経済も盛り上がりを見せそうです。