岡山市が建設を検討している新たなアリーナを巡り、岡山県の伊原木知事が「岡山市との信頼関係が失われている」と発言したことについて、岡山市の大森市長は「大変残念であり信頼回復に努めたい」と述べました。

きょう（24日）の定例会見で発言したものです。

(大森雅夫　岡山市長）「信頼関係が失われたということで（知事が）話をしないというのは市民県民にとって私は不幸なことだと思う」

この問題は、岡山市が北区野田の市営住宅跡地に整備を検討している新しいアリーナについて、市が県に参加を呼びかけているものの、岡山県の伊原木知事は「経済効果など十分な説明を受けていない」などと消極的な姿勢を示した上で「市との信頼関係は失われている」と発言したものです。

大森市長は行政手続き上の瑕疵=不備はないとした上で、「関係が悪化していることは非常に残念で、今後も信頼回復に努め、直接話し合いができるよう呼びかけたい」と語りました。