3月23日、ベトナムから国際線のチャーター便が11年ぶりに静岡空港へ到着しました。今後、増加するインバウンド需要を取り込もうと静岡市で勉強会が行われました。
23日午前、静岡空港に到着したのは、ベトナムからのチャーター便です。新型コロナの影響で運休が続いていましたが、2012年以来、11年ぶりに再開しました。
<ツアー客>
「チャオ!こんにちは」
静岡市の三保松原や久能山東照宮など、4泊5日で静岡県内外の観光地をめぐるツアー客です。
<ベトナムからの観光客>
「東京と富士山に行きたい」
「刺身、寿司が食べたい」
コロナ禍により落ち込んだ外国人客数。2023年に入って徐々に規制が緩和されたことで、静岡県内でもインバウンド需要を取り込もうという動きが出ています。
<竹川知佳記者>
「静岡市の用宗港です。きょう集まっているのは5市2町の職員たちです。用宗の観光事業を学びにやってきました」
今回、勉強会の舞台となったのは、近年、外国人旅行客の人気を集めている静岡市の「用宗地区」です。参加したのは静岡県中部の7つの市や町の職員25人です。
<5市2町の職員>
「藤枝市です」
「川根本町から来ました」
「焼津市役所から来ました。焼津も漁港が中心のまちなので、同じように発展した用宗の様子がわかるといいなと」
静岡県中部はコロナ禍前までは、3,700万人近くの観光客が訪れていました。しかし、コロナ禍の2020年には約1,500万人、2021年は少し回復しましたが、約2,000万人といずれも低い水準です。
そこで、今後のインバウンド需要の増加を期待し、今回の勉強会では、用宗地区で観光開発を進める事業者が講師を務めました。観光客に人気の理由の1つは、海や街並みなど昔からある用宗の文化や歴史を生かしたリノベーションだといいます。
<CSA不動産事業推進部 横山徹部長>
「全部を一新してしまうわけではなくて、その建物の歴史であるとかそういうところも生かしながらというところで、これも昔あった看板を掲示している」
用宗みなと温泉には昔の街並みの写真を展示。古民家を改装した一棟貸しの宿「日本色」は、気軽に日本家屋を楽しめると外国人観光客に大人気です。
<静岡市国際交流員>
「日本っぽさを表してて、モダンなところもあるので泊まりやすそうです」
<藤枝市職員>
「みなと温泉を中心に飲食店だったり、ホテル、エリアですごく盛り上がっていると感じました」
また、静岡空港を利活用することで、海外からの観光客を受け入れるポテンシャルを秘めているといいます。
<CSA不動産事業推進部 横山徹部長>
「やはり静岡市だけではだめですし、やはりここを拠点として、いろんな地域に行っていただくような連携ができれば、地域としての魅力も上がるのでは」
静岡市の担当者は、今後も静岡県中部の市町で連携し、共通の資源であるお茶などを生かして周遊してもらえるようなまちづくりを目指したいということです。
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