東北最大の私立大学東北学院大学の卒業式が23日、仙台で行われ、学生たちが新たな一歩を踏み出しました。全員が参加しての卒業式は4年ぶりです。

仙台市太白区のゼビオアリーナ仙台で行われた東北学院大学の卒業式は、学部ごとに2回に分けて開催され2578人が門出の日を迎えました。

式では大西晴樹学長が「大学で学んだ成果や部活で培った力で世の中に貢献し、愛されるような人間になってほしい」とはなむけの言葉を贈りました。

これに対し、卒業生を代表して工学部環境建設工学科の吉沢美香さんが答辞を述べました。

工学部環境建設工学科 吉沢美香さん:
「これまでに学んできたことを存分に活かし、人々の豊かな暮らしのために真正面から向き合って力を尽くして行きたいと決意しています」

工学部環境建設工学科 吉沢美香さん

東北学院大学の卒業式は、昨年度まで新型コロナの影響で代表の学生以外は別会場で参加やオンラインでの開催だったため、卒業生全員が参加するのは4年ぶりです。