3月22日からさいたまスーパーアリーナで始まった、フィギュアスケートの世界選手権大会のアイスダンス種目に、岡山県倉敷市出身の高橋大輔選手が出場します。

オリンピックでのメダル獲得、引退、そして現役復帰、さらにはアイスダンス転向。37歳を迎えた今、何を原動力にフィギュアスケートと向き合い、歩み続けているのか。高橋選手の「現在地」を伺いました。
「40歳近くになって現役を続けているとは」

日本のフィギュア界の第一線で活躍を続ける高橋大輔選手。今も現役でリンクに立ち、3月16日には37歳の誕生日を迎えました。
(杉澤眞優キャスター)
ーお誕生日おめでとうございます
(高橋大輔選手)「ありがとうございます」

ーいかがですか?37歳を迎えることについては
(高橋大輔選手)「37という響きを聞くと、もう40近いのかとか思っちゃう。現役をやっているとは思わなかったですし、ましてやアイスダンス...違うカテゴリーの競技をするとは全く思ってはいなかったですね」

現役続行、しかもアイスダンスで、とは想像もしていなかったといいます。高橋選手は村元哉中選手との「かなだい」ペアで、24日と25日に世界選手権のリンクに立ちます。
(高橋大輔選手)「四大陸選手権が今年2月に終わってから、この世界選手権まで順調に練習もできていて、調子はいいんじゃないのかなと思うので。『トップ10入り』を大きく目標に掲げているんですけど、そこはかなり厳しいと思っているので」
「それ以上に『今シーズンの集大成』じゃないですけど、今までやってきたことを出し切りたいです」