WBC、ワールド・ベースボール・クラシックです。日本代表はメキシコとの準決勝でサヨナラ勝ちを収めました。

宮崎市や都城市ではパブリックビューイングが開かれ、ファンたちが侍ジャパンの劇的勝利の喜びを分かち合いました。

WBC準決勝。

侍ジャパンは14年ぶりの決勝進出をかけメキシコとの一戦に臨みました。

(渕雅顕記者)「14年ぶりの決勝の舞台へ勝利に浸る祝日となるか負けられない戦いがいよいよ始まります」

侍ジャパンのキャンプ地宮崎でも、21日は宮崎駅前のKITENビルや都城市の総合文化ホールでパブリックビューイングが開かれ、ファンが集まりました。

(訪れた人)「朝から楽しみにしてきた/侍ジャパン頑張れ!」「絶対勝ってほしい。侍ジャパン頑張れ~」


日本代表の先発は、佐々木。

順調な立ち上がりを見せますが、4回表、3ランホームランを浴びメキシコに先制点を許します。

(観客)「今から日本の反撃を期待しています」「次で絶対返してくれると思う」


これ以上、点を与えられない中、5回からマウンドに上がったのは、都城高校出身の山本由伸。

都城市のパブリックビューイング会場では応援にさらに熱が入ります。

山本は、メキシコの強力打線を7回まで無安打に封じるピッチングを見せます。

(訪れた人)「安心して見ていられる。やっぱ最高」

3点を追う日本は、7回ウラ、4番・吉田が起死回生の3ランホームラン。

山本は8回にもマウンドに上がりますが、タイムリーヒットでメキシコに勝ち越しを許し降板。

迎えた最終回、日本の先頭バッターは大谷。

このあと2塁・1塁とチャンスを広げ、ここで打席に入ったのは、きょう3三振と苦しんでいる村上。

最後まであきらめなかった侍ジャパンが劇的なサヨナラ勝ちを収めました。

(ファン)「あれがほんとの村神様そしてサヨナラヒットを打った神様です!侍ジャパンの神様!村神様が神様になりました」「日本の負けじ魂というか最後まで諦めない心というかほんとに信じようと思って応援してた。」「すごかった。きょう勝ってあしたも勝って世界一になってほしい」


3大会ぶりの世界一まであと1勝。

アメリカとの決勝戦は、22日行われます。

決勝戦でも、宮崎市のKITENビルと都城市の総合文化ホールで、パブリックビューイングが開かれる予定となっています。