岸田総理は教育政策に関する会議のなかで、留学生について「日本人留学生50万人、外国人留学生40万人の実現を目指す」との目標を示しました。
政府は現在、外国人留学生の受け入れとともに、日本人留学生の海外への派遣も促進していく新たな留学生派遣・受け入れ計画を策定しています。
きょうの会議で岸田総理は、はじめて具体的な目標に言及しました。
岸田総理
「新たに2033年までに日本人学生の海外留学者数50万人、外国人留学生の受け入れ数40万人の実現を目指す」
岸田総理は日本人の留学促進に向け、▽中長期留学に向けた支援や▽英語教育・国際理解教育の推進などについて、より踏み込んだ議論を行うよう求めました。また、外国人留学生の受け入れをめぐっては▼有望な留学生を受け入れる環境整備、▼在留資格に関する見直しや▼企業への就職の円滑化と定着の促進などについての検討を求めました。
岸田総理は会議での議論の結果を踏まえ、永岡文部科学大臣を中心に、来月中に政策を取りまとめるよう指示しています。
注目の記事
「やっと技術が認められた」従業員約70人の町工場が開発 量産可能な最高水準の緩み止め性能のボルト 【苦節21年の道のり 開発編】

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開

3年で20本が切断…台湾「海底ケーブル」が直面する脅威と中国の影 最前線・沿岸警備隊パトロールに日本メディア初密着【後編】









