アメリカで相次いだ銀行の破綻に続き、スイスの金融大手の経営不安も広がったことで、16日の国内市場ではリスクを回避する動きがみられました。
16日の東京株式市場では、スイスの金融大手「クレディ・スイス」をめぐって信用不安が広がったことで、日経平均株価が一時、500円以上値下がりし、節目の2万7000円台を割り込む場面もありました。
外国為替市場ではアメリカの通貨ドル、スイスの通貨フランが売られたことで円を買う動きがみられ、16日の日中は132円台から133円台前半での取引となりました。
債券市場ではリスクを避けようと日本国債を買う動きが強まり、長期金利の代表的な指標の10年物国債の利回りは一時、0.27%まで低下しました。
また、このほかにも比較的安全な資産とされる金の先物価格が3営業日連続で最高値を更新しました。
一方で、世界的な景気悪化への警戒感が高まったことで、東京商品取引所で取引される中東産の原油先物価格は、取引の中心となる「23年8月物」の終値が一時、1キロリットルあたり5万7540円とロシアがウクライナに侵攻する直前の2022年1月以来、およそ1年2か月ぶりの安値となりました。
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