航空自衛隊三沢基地でミサイルなどを迎撃して空の安全を守る高射部隊が新たに編成され、16日完結式が行なわれました。

航空自衛隊三沢基地で行われた「北部航空方面隊北部高射群」の編成完結式には、隊員や関係者約100人が出席しました。今回新たに編成された北部高射群は、これまで三沢基地と北海道・千歳基地にあった二つの部隊を効率的に運用するため三沢基地に統合し、約1200人の隊員が北海道・北東北の防空を担います。式では北部航空方面隊司令官・安藤忠司(あんどう・ちゅうじ)空将から北部高射群司令の原田一樹(はらだ・かずき)一等空佐に隊旗が手渡され、続いて訓示が行われました。
※北部航空方面隊司令官・安藤忠司空将
「新しい時代の先駆者としての矜持をもって、運用能力の向上と防衛体制の強化にまい進し、ほかの高射群をけん引する存在に進化するよう、諸官の奮闘に期待します」

北部高射群は16日から新体制で任務に当たっています。