宮城県と山形県を結ぶ山岳道路、蔵王エコーラインで4月の開通に向けて13日から除雪作業が始まりました。
蔵王エコーラインで13日から始まった除雪作業。ブルドーザーやロータリー車、あわせて6台が冬の間閉鎖されている標高およそ1000メートルの「すみかわゲート」から道路に積もった雪を取り除いていきました。
作業担当者によりますと、ゲート付近の積雪は例年の半分ほどの1.5メートルとなっていますが最も積もっている標高1500メートル付近は、およそ9メートルの積雪があるということです。

除雪作業にあたる佐藤技建 坂口昇土木課長:
「雪と自然の方を楽しんでいただくように、たくさんのお客さんが来られることを楽しみにしております」

除雪作業は、1日あたり300メートルから500メートルほど進み、県境の山形県上山市までのおよそ8.6キロの区間で来4月中旬まで行われます。
蔵王エコーラインは4月21日に開通する予定です。