中世ペルシャの技法を再現した陶器の展覧会が名古屋の百貨店で開かれています。

低温で焼くことによって生まれる鮮やかな色彩が特徴の中世ペルシャの陶器。
陶芸家・七代 加藤幸兵衛さんは2月、「三彩」で岐阜県の重要無形文化財に認定されました。
会場には、世界で数人しか再現できない技法を使った虹色に輝くラスター彩など、陶器およそ130点が展示されています。
中でも「瀑」シリーズはこの展覧会のために作られ、水が勢いよく流れ落ちる様子が表現されています。

(加藤幸兵衛さん)「低い温度で焼く焼き物の魅力を味わってもらえたら」

この展覧会は松坂屋名古屋店で3月14日まで開かれています。