日銀の次の総裁に植田和男氏を起用する人事案が、さきほど国会で承認されました。
さきほど開かれた参議院本会議で、次の日銀総裁に経済学者の植田和男氏を起用する人事案の採決が行われ、与党などの賛成多数で可決されました。
また、次の副総裁に前の金融庁長官の氷見野良三氏と日銀理事の内田眞一氏を起用する人事案も同様に可決されました。
人事案は、きのう開かれた衆議院・本会議でも可決されているので、これをもって国会の承認を得られたことになります。
今後は、内閣の正式な任命を経て、来月9日に植田氏が日銀総裁に就任します。
植田氏は先月、国会で行われた所信聴取で「金融緩和を継続し、企業が賃上げできる環境を整える」と述べ、今の日銀の路線を踏襲し、金融緩和を続ける考えを示しています。
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