今年度で閉校となる宮崎県小林市の小林准看護学校で、8日、最後の卒業式がありました。

小林准看護学校は1959年に開校し、およそ2200人の准看護師を輩出してきましたが、生徒数の減少などから今年度で閉校することになりました。

8日、最後の卒業式が行われ、卒業生12人に卒業証書が授与されたあと、卒業生の代表が答辞を述べました。

(卒業生代表 川崎妃伽さん)
「これまでの輝かしい歴史と伝統は小林准看護学校の名称とともに消えることはなく、私たち卒業生の心の中に今後も残り続けると思います」

(卒業生)
「きょうという日を迎えられて本当によかったです」
「小林准看護学校を卒業したことを誇りに思えるような、みんなに頼られる、立派で頼りがいのある看護師になりたいです」

卒業生たちは、今後2年間、提携校の小林西高校で学びながら、西諸地域の医療機関で准看護師として勤務することになっています。

(卒業生一同)「これから准看護師として頑張るぞー!」