山梨の伝統工芸、印伝の魅力を広めようと印伝柄の浴衣を作る初めての取り組みが行われ、7日に発表会が開かれました。
トンボや富士山などおなじみの印伝の柄が浴衣になりました。
アイデアを出したのは甲府市の斎藤レルさん(25)。
2022年11月に山梨県立大の社会人向け講座で発案し、大学生らと作るチームの中心となって企画を進めてきました。
そしてサンプルが出来上がり、7日に甲府市で発表会が行われました。
斎藤レルさん:
印伝の柄を使った浴衣を製作したらかわいいんじゃないか。もっともっと多くの人に印伝の魅力が伝わるんじゃないか。
柄は甲府市の印伝の山本がデータ化していたものを使いました。
印伝の山本 山本裕輔さん:
様々な人に印伝の図柄として知ってもらう必要があると考えていた時に、今回浴衣の話をもらって、「その方法もあったか」と(快諾した)。
柄はトンボと富士山、かすみの3種類で鶴亀柄をあしらった帯も用意しています。
浴衣は4月14日まで行われるクラウドファンディングの返礼品として手に入れることができ、浴衣と帯のセットは支援金額2万9000円です。