「パンどろぼう」でおなじみの高知市在住の絵本作家柴田ケイコさんの企画展が県立文学館で開かれています。

県立文学館で開かれている「柴田ケイコ展~ちゃかぽこカーニバル~」。高知市在住の絵本作家柴田ケイコさんの作品へのこだわりや魅力を紹介しようと、原画やイラストなどおよそ190点が展示されています。

県内の海水浴場をモデルにした原画や、のいち動物公園のハシビロコウを主役にしたものもあり、明るくて温かみが感じられる柴田さんの作品を間近で見ることができます。また、男性の顔が描かれた立体パネルは柴田さんが夫の浩樹さんと一緒に制作したということです。

8日は高知市の高須保育園の園児たちが訪れ、穴のひもを引っ張ることでひげが伸びたように見えるパネルなど柴田さんの絵本の世界を夢中になって楽しんでいました。

(県立文学館 福冨陽子 学芸員)
「印刷された絵本の中では感じられないような色合いの鮮やかさや、自分で体験をして遊べる立体作品もきていますので、柴田先生の優しい絵本の世界を楽しんでほしいです」

「柴田ケイコ展~ちゃかぽこカーニバル~」は高知市の県立文学館で3月26日まで開かれています。