福田康夫元総理の夫人の貴代子さんが東日本大震災の被災者らを勇気づけた折り鶴「希望の鶴」の折り方教室を開きました。

福田貴代子さん
「広げると鶴になります」

「希望の鶴」は大輪の花のように開いた美しい羽根が特徴です。知人から、この鶴の折り方を教わった貴代子さんは総理夫人時代に各国のファーストレディにプレゼントしたことなどから「折り鶴外交」と呼ばれました。

また、東日本大震災の際には被災者の心の癒やしを願って折った鶴を仮設住宅に届けており、被災者の間で「希望の鶴」として広まりました。

折り方を知りたいとの声を受けて開かれたきょうの教室には航空会社の社員ら8人が参加。貴代子さんは丁寧に折り方を解説しながら、「簡単に折れるので、色々なところに配れるといいですね」と呼びかけていました。