静岡市清水区の清水港に3月1日朝、全長約200mの国際クルーズ船が寄港しました。国際クルーズ船の国内への受け入れは、「ダイヤモンド・プリンセス」での新型コロナウイルスの集団感染以来、3年ぶりです。

<和田啓記者>
「豪華客船がゆっくりと清水港に入って来ました。富士山を背景にまるで絵画のようです」
けさ8時前、静岡市清水区の清水港に寄港したのは、国際クルーズ船「アマデア」です。「アマデア」は総トン数2万9,000トン、全長約200mの巨大豪華客船で、サイパンや洋上での船旅を経て、3月1日、清水を経由し、東京に向かいます。

国際クルーズ船の国内への受け入れは、「ダイヤモンド・プリンセス」の新型コロナによる集団感染以来、3年ぶりです。
着岸後は検疫所の職員が乗船し、船内で健康状態を確認できてから下船することになっていて、入国後、乗客は付近の散策やバスツアーなどを楽しみます。

清水港には、2024年3月までの1年あまりの間に70回を超えるクルーズ船の寄港が予定されています。