そろそろ厳しい寒さとお別れし、衣替えの季節。この冬も体をぽかぽかにしてくれた「あったかインナーウェア」ともいったんお別れだ。この時期に毎回悩むのが、これを機に「今までありがとう」と処分するのか、「来冬もよろしくね」とたんすにしまうのか。年季の入ったヨレヨレのインナーをみながら思う。いったい、あったかインナーウェアはいつまであったかなのだろう?

ヒートテックに“使用期限”はある?

冬の季節は多くの人が毎日愛用しているだろう「あったかインナーウェア」。気づくと、同じものを何年も使い続けているなんてことはないだろうか?筆者も、ヨレヨレになったインナーウェアでも、どうせ見えないからと使い続けてきた。多少生地がへたっていてもあったかい気もするが、もしかしたら寿命が来ている可能性もあるのだろうか。そもそも、下着に使用期限はあるのだろうか?

「あったかインナーウェア」といえば、ユニクロが販売する機能性インナー「ヒートテック」がよく知られている。ヒートテックの商品パッケージを確認してみた。

<パッケージの写真(表) 左:超極暖、右:極暖>
<パッケージの写真(裏)左:超極暖、右:極暖>

…が、どこにも使用期限の表記は見当たらない。

それならと、ユニクロ広報に聞いてみた。

ーー貴社のインナーウェア「ヒートテック」に使用期限はありますか?

ユニクロ 広報
ヒートテックの発熱機能に『使用期限』はないです。ただ、生地が伸びたり、薄くなるといった洋服としての劣化によって、暖かさを感じにくくなることがあります」

使用期限はない。が、洋服としての劣化ってどういうこと…?