侍ジャパンの宮崎キャンプは24日は休養日でしたが、25日からのソフトバンクとの壮行試合を前に、都城市出身の戸郷投手らが自主トレで調整しました。
休養日の24日、宮崎県総合運動公園内の木の花ドームに姿を見せた侍ジャパンの選手たち。
栗山監督も訪れる中、ダルビッシュ有投手や山川穂高選手らが休日返上で自主トレに励みました。
また、都城市出身の戸郷翔征投手もダルビッシュ投手らと言葉を交わしながら、終始リラックスした表情で調整を行っていました。
戸郷投手は、25日の壮行試合で1イニング登板する予定で、ダルビッシュ投手に教わった変化球、ツーシームも試すことにしています。
(戸郷翔征投手)
「ツーシームを少し試せれば。1イニングしかないので、いいボールを見つけていけたらいい。抑えることを重点的に置いて、結果を出すことを目的にしっかりと自分のピッチングができればいい。」
25日と26日に行われるソフトバンクとの壮行試合ではダルビッシュ投手以外の13人の投手が登板する予定で、25日は佐々木朗希投手が先発、26日は都城高校出身の山本由伸投手が先発します。
一方で、懸念されるのが交通の混雑です。
25日と26日の壮行試合では、外野席にも収容し、それぞれ2万5000人が訪れる予定で、県は、これまでの練習日より人出が6000人ほど増えると見込んでいます。
公共交通機関では、25日と26日、JR九州が臨時列車をさらに5本増便するほか、宮崎駅と球場を結ぶ臨時バスも増便されます。
また、宮崎駅からは1人3000円の相乗りタクシーも運行されることになっています。
なお、壮行試合のチケットの販売は終了していますのでご注意ください。